NEW DS 3とサヴォア・フェールを感じる
心ときめく TOKYOドライブ

パリの洗練を体現するコンパクトSUV、NEW DS 3がデビュー。
そのNEW DS 3に乗って、カーライフエッセイストの吉田由美さんとフォトグラファーの安井宏充さんが、
フランスの匠の技(サヴォア・フェール)を感じるワンデイドライブへ。
フランスの名門を訪れるエレガントな東京ドライブの様子をレポートします。

NEW DS 3と訪れる
フレンチの至宝
「ベージュ アラン・デュカス 東京」

初夏の銀座へ
NEW DS 3の初ドライブ

トップブランドが軒を連ねる世界有数の街・銀座に鮮やかに映えるコンパクトSUV、NEW DS 3。
スタイリッシュな大人を感じさせるボディカラー「ルージュ ディーバ」のNEW DS 3を見た第一印象について、吉田さんは「もう少し明るい赤をイメージしていましたが、深く艶やかな、まさに大人のエレガント。曇り空の下でも地味にならず、不思議な色合いだと思います。そこにNEW DS 3のジュエリーのようなライトが、上品さと存在感を一層引き立たせています。全体的に美しさのレベルが上がったような感じがしました」とコメント。
一方、ファッションからクルマまでさまざまな写真で注目を集めるフォトグラファー、安井さんは「どこから見ても絵になる。すごく撮りたくなるクルマですね」と、そのデザインにすっかり魅了されたご様子でした。
そして、実際にステアリングを握った吉田さんの感想は、「NEW DS 3の佇まいからもクラス感は伝わってきますが、車内はまさに『小さな高級車』。おしゃれで肉厚なシートが体をしっかり支えてくれて、ステアリングの真ん中部分が小ぶりなので、メーターの視認性も高い。エンジンスタートのスイッチも押す前には赤く点滅し、車がまるで生きているかのよう」。
上質なドライブフィールが、日頃走り慣れた街を特別な印象に感じさせてくれるNEW DS 3とともに、フランスの美意識を探求する旅へと走り出します。

フランスの美学を物語る
グランメゾン

ふたりが初めに訪れたのは、銀座通りに店を構える「ベージュ アラン・デュカス 東京」。世界屈指のフレンチのシェフであるアラン・デュカス氏のエスプリを体現するコンテンポラリーフレンチの名店として、食通を唸らせる洗練のグランメゾンです。
エレベーターの扉が開くと、ツイードを纏ったクラブチェア、シャネルのアトリエでの職人の技を捉えた写真が、訪れた人たちの目を奪う。それは、まるでオートクチュールとフレンチに共通するサヴォア・フェールを物語るかのよう。
上質かつ洗練されたラウンジは、クロスのないテーブルもスタイリッシュ。温かな光が差し込む大きな窓の向こうには銀座の街が広がり、そのリュクスな雰囲気に気分が高まります。

この日、ランチのコースで人々を魅了したのは「アオリイカのア・ラ・プランシャ 茄子のキャビア」「車海老 ジャガイモとグリーンピースのニョッキ」をはじめ、日本の旬の食材をフランス流の匠の技で際立たせた芸術的なメニューたち。アオリイカにあしらわれた赤玉ねぎのピクルス、グリーンピースのニョッキに練り込まれたレモンピールなど、意外性のある食材をアクセントに効かせた料理は、繊細な味の変化が新鮮な驚きをもたらします。
「素材の味をしっかり活かしたうえで、奥の深い味わいのあるソース、そして美しい盛り付けは、まさにお皿の上のジュエリーだと思いました」と吉田さん。五感で楽しんだ極上の美味に満足感が漂います。

コースのフィナーレ、デザートの「カレ・シャネル」は、シャネルのアイコン「カメリア」をゴールドで描いた、ひと目で魅了されるシグネチャーメニュー。「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のショコラを素材に、ムースやビスキュイなどさまざまなショコラの層を重ね、ザクザクとした食感が楽しめる逸品です。
見た目の感動、カカオの香り、食感、味わいの変化など五感に響く奥深い美味で、忘れられないひとときへ導きます。

アオリイカのア・ラ・プランシャ 茄子のキャビア

車海老 ジャガイモとグリーンピースのニョッキ

愛知県産リュバーブ 山椒とマイヤーレモン 軽やかなバニラムース

カレ・シャネル ル・ショコラ アラン・デュカス東京工房のショコラ

アラン・デュカスの哲学が宿る
オーラが漂う一皿

心ゆくまで美食を楽しんだ後、2023年3月に総料理長となった上岡彰彦シェフにお話をうかがいました。
「伝統的なフレンチが脂肪分の多いソースたっぷりの足し算の料理だとすると、アラン・デュカスはとれたての素材をシンプルに、軽やかに仕立てるコンテンポラリーフレンチ。素材そのものの味わいを引き出しています」。
初めに目にしたときの美しさ、蓋を開けた瞬間に広がる香り、食感のアクセントにこだわる上岡シェフは「お客様がどういう気持ちで召し上がるかをいつも考えています」と語ります。

上岡彰彦シェフ

地産地消を大切にしているため、日本独自の食材も楽しみのひとつ。
「鰹の料理を考案したときのイメージは、まかないで食べた『鰹のたたき』でした。初鰹は脂がのっていないので、少しバターを加え、水菜、わかめ、ネギ、海苔など和の食材と合わせて、土佐醤油からインスピレーションを受けた少し柑橘を効かせたソースに仕立てました」。
上岡シェフの言葉に「まかない!そうなんですね。新メニューはどのように開発されるんですか?」と吉田さんが質問。「通常は、季節の食材からインスピレーションを受けて考えます。それを、パリのアラン・デュカスグループのコーポレートシェフに相談して作り上げていきます。年に数回はアラン・デュカスやフランスのコーポレートシェフが来日するので、その際にはすべて試食してもらい、食材の組み合わせや盛り付け方、皿のチョイスについての意見や提案、そして『いま、フランスではこういうのが流行しているよ』など、+αのアイデアをいただきます。そうやって、新しいメニューが誕生します」。
どの一皿も、シェフのインスピレーションとともに、揺るぎないデュカスイズムが受け継がれているそうです。

「アラン・デュカスらしさというのは、どういうものだと思われますか?」という吉田さんの質問に、上岡シェフは「アラン・デュカスの神髄は、見てわかりやすい料理ですね。複雑すぎて、食べてもなんだかわからないというのではなくて、素材の良さを活かしたもの。塩、糖、脂質を抑えて自然の恵みを引き出す。それでいて、皿から出てくるオーラが感じられる一皿を目指しています」。
世界屈指のシェフの哲学と、自然の恵みを引き出す技。料理にとどまらず、しつらえやサービスを含め、シェフやシェフパティシエ、スタッフに受け継がれるアラン・デュカスならではの匠の技「デュカスイズム」が、新たなるフレンチの世界へと誘います。

まるで美術館
フランスの歴史と現代アートを愉しむ
ベルナルドの旗艦店

国道246号を走って
南青山の骨董通りへ

「ストップ&ゴーの多い都心の道路では、トルクの出だしの味付けは重要なポイント。静かで力強いディーゼルの加速感で、きびきびと走りたい時の運転にも応えてくれます。まさに、街乗りにはピッタリですね」。そう語る吉田さんの運転で、銀座から南青山のベルナルドへ。

2023年に創業160周年を迎えたベルナルドは、フランスを代表する磁器の街、リモージュの高級磁器ブランド。格調高い伝統工芸技術を継承しながらも、フランスらしいクリエイティブな感性を発揮したコレクションを発表するベルナルドは、独自の美しい白を基調としたプレートや歴史的なデザインを復刻したシリーズ、そしてアート作品を磁器で再現したシリーズなど、独創的なコレクションにより注目を集めているブランドです。

華やかなサロンのような店内でひときわ目を惹くのは、ジェフ・クーンズの代表作「セレブレーション」シリーズ。20世紀アートを代表するポップアイコン。鏡面仕上げのメタル作品を磁器で再現したコレクションは、2022年に金沢21世紀美術館で展覧会が開催されたのも記憶に新しいところ。ジェフ・クーンズから依頼を受けてから、完成までに5年の歳月を費やして実現した、まさに「磁器のアート」と言える作品です。

熟練の技を若手職人へ
受け継がれるサヴォア・フェール

ベルナルドジャパンの社長、アーサー・ベルナルド氏に案内していただきながら作品を見ていた吉田さんが特に気に入ったのは、アーティストのJR氏が手がけたコーヒーカップ&ソーサー。「カップを置くとソーサーの柄がミラーカップに映り込み、ルーブル美術館とガラスのピラミッドが浮かび上がります」というベルナルド氏の説明に、覗き込むようにカップに目を凝らす吉田さん。
「ソーサーの柄がカップに映り込むというワクワクする演出に心を奪われました。さまざまなアーティストとコラボした作品は、どれも遊び心あふれる芸術作品で、まるでミュージアムに来ているようです」。トリックアートのような作品は、出会った人を夢中にさせる魅力にあふれています。

「すばらしい作品ばかりですが、特にサヴォア・フェールを感じられる作品はどちらになりますか?」という吉田さんからの質問に、ベルナルド氏が見せてくださったのは、コバルトブルーと立体的なゴールドの装飾が美しいプレート。9回にわたって焼成して初めて完成するという、手間と技と時間、そして職人ならではの感性を必要とする作品でした。「何年か前に大きな注文が入ったとき、既に引退していた職人を呼び戻して製作しました。その機会によって、貴重な技が若手職人に受け継がれました」。

上質な素焼きの磁器に職人が彫刻を施す「リトファニー」も、1828年にリモージュで考案されて以来、代々受け継がれてきたサヴォア・フェールの極み。日本の人間国宝にあたる最高峰の職人をはじめ、熟練の技を誇る職人たちがひとつ一つ手で彫刻し型を製作。内側からの光で浮かび上がる繊細な絵柄は、ずっと眺めていたくなるようなやさしい灯りと絵柄を生み出します。

すべての作品に「アート」と「文化」を取り入れるというブランドアイデンティティを持つベルナルド。フランス屈指の名門ブランドが誇る秘伝のサヴォア・フェールは、作品の製作を通じて大切に守り続けられています。

TOKYOウォーターフロントで
パリの洗練を愛でる

どのようなシチュエーションでも
絵になる造形美

フランスの伝統とサヴォア・フェールを感じるスポットを楽しんだ後、NEW DS 3で訪れたのは広々とした視界にスカイツリーを望み、心地よい風が吹き抜ける東京のウォーターフロントエリア。
華やかな東京の風景とは一線を画す、落ち着いた雰囲気のベイエリアでも、NEW DS 3の洗練のデザインは印象的。

フランスの美意識を探求する1日を通じて感じたNEW DS 3の魅力について、安井さんは「ひと目でデザインへのこだわりを強く感じました。エレガントなエクステリアはもちろんですが、インテリアのスイッチ類など細かな点にもサヴォア・フェール(匠の技)が反映されていると思います。どこを撮っても美しいので、シャッターを切っていてとても楽しかったです」。

そして、吉田さんの感想は?「DSのラインアップの中では最もコンパクトなサイズながら、360度どこから見ても洗練されていてDSらしさにあふれています。フロントではライトの華やかさ、サイドビューではモダンなキャラクターを、リアには新しい「DS AUTOMOBILES」のシグネチャーを中央に配してブランドの個性をアピール。インテリアは、インストルメントパネルに並ぶひし形のデザインや輝くスイッチ、そして時計のベルトをモチーフにしたシートデザインなど、目を見張るものばかり。NEW DS 3はディーゼルエンジンモデルですが、車内はエンジン音が気にならない静粛性、なのにいざという時の加速はしっかり。信号待ちの時にビルの窓ガラスに映ったNEW DS 3の姿はとても素敵です。まさに、この車自体がアートですね」と語ってくれました。

世界屈指のシェフの美学を映すグランメゾン「ベージュ アラン・デュカス東京」。
伝統を継承しながらも革新を追求する高級磁器ブランド「ベルナルド 表参道店」。
フランスが誇る名門とNEW DS 3に共通するのは「サヴォア・フェール」という匠の技であり、独自のブランド哲学を追い求める姿勢でした。そのアートを思わせる洗練が、人々を魅了すること。それは、フランスに息づくDNAの成せる技と言えます。

乗る人はもちろん、目にした人までも虜にするNEW DS 3。
街の視線を惹きつけるスタイリッシュなエクステリア。サヴォア・フェールを凝らした気品あるインテリア。
エレガントで高い快適性を感じるドライブフィール。
洗練のコンパクトSUV、NEW DS 3との出会いが、日常のドライブを心豊かな旅へと変えることでしょう。

MODEL

NEW DS 3 OPERA BlueHDi

1.5ℓ BlueHDiディーゼルターボエンジン EAT8*

メーカー希望小売価格(消費税込) 5,090,000 円~

※2023年10月1日以降の登録車両より、80,000円(税込)のサーチャージを別途申し受けます。

*8速エフィシェント・オートマチック・トランスミッション

取材協力

ベージュ アラン・デュカス 東京

東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10階
Tel.03-5159-5500

ベルナルド 表参道店

東京都港区南青山5-10-6 テラアシオス表参道1階
Tel.03-6427-3713

取材者プロフィール

吉田由美(カーライフ・エッセイスト/自動車評論家)

短大時代からモデルをはじめ、国産メーカーのセーフティードライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。
クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、web、女性誌など広く活動中。

安井宏充(フォトグラファー)

1985年東京生まれ。東京総合写真学校卒業後、株式会社KIPSに入社。石井功二、西崎博哉に師事する。
2013年に独立、現在はモーターマガジンからファッション誌まで幅広く活動している。また、メーカーのオフィシャルコンテンツや、アーティストアルバムの撮影も行う。

【製造・輸送コストに関するサーチャージについて】

為替レートが大きく変動している影響により、車両製造コストおよび輸送コストが急激に高騰しております。つきましては、2023年10月1日以降の登録車両について80,000円(税込)のサーチャージを申し受けます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。